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[風疹・麻疹対策] 妊娠前にチェックしておきたい感染症

[風疹・麻疹対策]
妊娠前にチェックしておきたい感染症

当クリニックでは、妊娠中に感染すると問題となる風疹、麻疹について、治療開始前に抗体の有無を検査することをお勧めしています。

妊娠中に感染するとどうなるの?
風疹感染

妊娠初期に感染すると、ウィルスが胎児に感染し高確率(20-50%)で「先天性風疹症候群(心奇形、眼の異常、聴力障害などの症状)」を引き起こします。
妊娠中期・後期に感染すると、胎児の感染が生まれてからも持続し、「新生児風疹(出血傾向、肝・脾腫、骨の発達障害、精神発達遅延、脳性麻痺、骨髄炎などの症状)」を引き起こすことがあります。

麻疹感染

風疹とは異なり妊娠中に麻疹に感染しても胎児に先天奇形を生じる率は低いですが、妊婦が感染すると妊婦自身も脳炎などに重症化しやすく、流早産しやすくなります。
抗体がない母親から生まれた新生児が1、2歳までに感染すると重症化することが多くなります。

どうしたらいいの?
風疹・麻疹感染
過去に風疹・麻疹に感染したことがある人
  • 抗体価を調べて「風疹」「麻疹」と診断されたのであれば、抗体を持っているので心配いりません。
  • その診断が臨床症状だけによるものであれば、もしかしたら別のウイルスに感染していた可能性もあります。
    そのような方は、風疹・麻疹抗体価を調べる事をお勧めします。
感染したことはないが、風疹・麻疹のワクチンを接種したことがある方
  • ワクチン接種により抗体価が上がっていればいいのですが、ワクチンを接種しても抗体を獲得できないことがありますので抗体価を調べる事をお勧めします。
家族からの感染の危険を取り除いておくことも大切です
  • お近くの内科にご相談下さい。
    (当院ではご主人の抗体検査およびワクチン接種はお受けしていません。)

検査の結果、「抗体を持っていなかった」あるいは「抗体価が低かった」方には、ワクチン接種をお勧めします。
ただしワクチンを接種すると2ヶ月間の避妊が必要になるため、受診後の治療をよりスムーズにおこなうために、当院受診前の検査およびワクチン接種をお勧めします。

当院での検査・ワクチン接種をご希望の場合
  • 抗体価検査希望の旨を医師にお伝え下さい。
    約1週間で結果がでます。
  • ご本人のワクチン接種は妊娠の可能性のない時期(基本的には月経中もしくは直後)に行います。
  • ワクチン入手には1週間程かかりますので、希望があれば予めお伝えください。
  • ご主人のワクチン接種は当院では行っておりませんので、お近くの内科にご相談ください。
  • 費用についてはこちらをご覧下さい。

ご不明な点、詳細については医師に直接お聞き下さい。
電話での対応は出来かねますのでご了承下さい。

その他、トキソプラズマ感染やサイトメガロ感染は、ワクチンはありませんが妊娠成立前後の初期感染が問題となるので、妊娠成立前に抗体の有無を調べておくことをお勧めしています。(希望者を対象に検査を行います)
これらの感染症については妊娠してから抗体価を検査することが多いのですが、妊娠前に検査しておけば抗体価が高かった場合にいつの感染によるものなのか迷う心配が無くなります。
検査の結果、抗体が無かった場合は妊娠成立後の感染に注意しましょう。

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