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治療の流れ

初診時:問診、内診、超音波検査、診察

初診時:問診、内診、超音波検査、診察

スクリーニング検査
※他院での結果は参考にさせて頂きますのでご持参下さい。

基礎体温表 感染症検査 ホルモン採血検査(月経中・高温相) 子宮卵管造影検査
クラミジア抗体検査 精液検査 アンチミューラリアンホルモン検査 風疹・麻疹抗体価検査

検査結果に問題がある場合は、必要に応じた治療や人工授精体外受精へのステップアップをお勧めします。

検査結果に問題がない場合

タイミング指導

基礎体温測定、超音波検査、ホルモン採血検査にて排卵日を予測しお伝えします。
タイミング後に、性交後テスト(ヒューナーテスト)を行うことも可能です。
排卵障害がある方では、必要に応じて排卵誘発剤を使用する場合があります。

タイミング指導を数回試みて妊娠が成立しない場合は、ご相談の上、人工授精へステップアップをお勧めします。

人工授精

複数回の人工授精にて妊娠が成立しない場合は、ご相談の上、体外受精・胚移植へステップアップをお勧めします。
ただし、体外受精の治療前にはステップアップ教室の受講が必要です。

体外受精・胚移植

  • 重度男性不妊症や通常の体外受精での受精障害が認められた場合は、顕微授精の適応になります。
  • 当クリニックでは、より効果的な治療を目指して受精後5,6日目まで培養を行う胚盤法培養を行っています。
  • 育った胚はその周期に胚移植をするか(新鮮胚移植)あるいは、胚凍結保存をして後の周期で凍結融解胚移植を行います。
  • 必要に応じて、レーザー照射による孵化補助(アシステッドハッチング)を行っています。

その他 検査・治療

その他 検査・治療

着床障害検査

  1. 子宮内膜受容能検査(ERA)
    子宮内膜が胚を受け入れる期間は限られており、その期間を着床の窓(implantation window)と呼んでいます。この開始時期、期間には個人差があり、良好胚を3回以上移植して臨床的妊娠が得られない反復着床障害の方の30%程度に着床の窓のずれが起こっていると報告されています。 ERA検査は、子宮内膜組織を採取、遺伝子発現を分析して、着床の窓が開いているかを調べる検査です。その期間のずれがある場合、時間をずらして窓が開いている期間に胚移植を行うことで妊娠の可能性を高めることができる可能性があります。
  2. 子宮内マイクロバイオーム検査(EMMA)
    膣内および子宮内にはラクトバシラス(乳酸桿菌)が常在しており、他の細菌の繁殖を抑えています。この常在菌の割合が低いと体外受精での妊娠率が低下するため、子宮内の常在菌の割合を調べて常在菌を増やす治療を行います。
  3. 子宮内膜炎細菌検査(ALICE)、慢性子宮内膜炎 組織検査(CD138免疫組織科学染色)
    慢性子宮内膜炎は着床障害の原因となることが知られていますが、臨床症状はほとんどありません。CD138と呼ばれるマーカーをもつ細胞(形質細胞)が増えるため、子宮内膜病理組織検査およびCD138免疫組織化学染色で診断します。そしてその原因菌と抗生剤の効きやすさをALICEで調べ、適切な抗生剤治療を行います。

子宮鏡下通色素検査・子宮鏡検査・腹腔鏡検査

子宮卵管造影検査で卵管の通過障害が疑われた場合には子宮鏡下通色素検査を行います。
子宮鏡で子宮から卵管に通じている卵管口に直接色素を注入することにより、卵管通過障害の確定診断を行う他に、色素を卵管に直接圧力をかけて通過させることによる卵管開口術の意味合いもあります。

その他、超音波診断や子宮卵管造影検査で子宮内膜ポリープや子宮腔内に突出した子宮筋腫などの子宮内の病変や子宮奇形などの構造異常が疑われる場合は子宮鏡検査を行います。
また、卵管周囲や卵管采の癒着が疑われる場合には、腹腔鏡手術を行うことも可能です。
手術はアルテミスウィメンズホスピタルで行います。
簡単な手術であれば2泊3日で退院可能です。
子宮筋腫、卵巣嚢腫、子宮内膜症なども腹腔鏡手術を行っていきます。

精子凍結保存

当クリニックでは、以下のような場合に精子の凍結保存を行うことが可能です。

  • 人工授精や採卵の当日に精液検体を提出出来ない場合あるいはその可能性がある場合に、あらかじめ精子を凍結保存しておく。
  • 重度の男性不妊で、採卵当日にご提出頂く検体中に精子が認められない可能性がある場合、あらかじめ必要な精子数を確保するために凍結保存しておく。
  • 抗ガン剤治療など、造精機能に影響を及ぼす可能性のある治療を行う場合、治療前に精子凍結を行う。

精巣内精子採取

当クリニックで、無精子症の診断を受けられた方は男性不妊治療を行っている泌尿器科へご紹介し、そこで精巣内精子採取を受けて頂くことが可能です。採取し凍結保存した検体を当院へと輸送して頂き、体外受精に用いることも可能です。

漢方療法

当クリニックでは、エビデンスに基づき不妊治療に漢方療法も取り入れています。

-期待される効果-

  • 骨盤内血流の改善による、脳ー卵巣ー子宮でのホルモンの流れを改善
  • 自律神経を整えることで、ホルモンバランスを改善
  • 中枢神経に作用し、排卵障害を改善
  • 男性不妊に対する効果

多嚢胞性卵巣症候群に対する治療

  1. 臨床症状:
    月経異常(無月経、稀発月経、無排卵周期症など)があり、時に男性化徴候(多毛、にきび、低音声、陰核肥大)や肥満(約70%の方)を伴います。
    排卵障害があるため不妊になります。
  2. 診断:
    超音波検査、ホルモン検査、糖負荷試験を行い、診断します。
  3. 治療:
    排卵誘発を行います(排卵誘発剤クロミフェンの内服。
    内服で排卵しない場合はFSH製剤の注射)必要に応じて、メトホルミン(糖尿病治療薬)を併用します。

※当クリニックでは、3つ以上の卵胞が排卵に至りそうな場合は、多胎妊娠予防のため、その周期の避妊を勧める場合がございます。

ステップアップ教室

月に一度開催される体外受精についての勉強会で、医師と胚培養士からの講義と質疑応答の時間を設けています。
対象は、当院受診中あるいは当院受診予定で「体外受精をお考えの方」や「体外受精がどんなものか知りたい方」「将来の選択肢として知っておきたい方」などです。
体外受精に関するインフォームドコンセントの場でもありますので、当院で体外受精を行う方はステップアップ教室の受講が必須です。
ご予約が大変混み合っていますので、お早めにお問い合わせ下さい。